どのくらいが相場?訪問看護でのオンコールの手当

訪問看護ではオンコール対応が求められるため、看護師の中から1名か2名が毎日オンコール担当者になるのが一般的です。実際には待機しているだけで現場に向かわなければならないことはあまりありませんが、いざというときには臨機応変に迅速な対応をしなければならないのが大変な点です。夜間も対応する必要があるのでコールがなかったとしても担当するだけで手当が支給されます。1回あたりいくらという形で手当が毎月支給されるのが一般的です。オンコール担当の相場は2,000円前後ですが、ステーションによって金額は異なっています。オンコールを担当できる看護師が少ない場合には手当が手厚いのが通例です。

オンコールの手当が大きいステーションでは5,000円程度になることもあります。月に8回オンコールがあったとすると、手当が2,000円だったら月額で1万2000円ですが、5,000円の手当が出る場合には4万円です。オンコールの有無や手当の金額で訪問看護師の年収には大きな差が出ることがわかります。

緊急訪問手当も設けられていることが多く、実際に訪問したときには5,000円程度の手当をさらに受け取ることが可能です。緊急訪問手当の金額もステーションごとに異なり、時給制で定められているときには2,000円から5,000円程度、訪問1回あたりで決まっているときには5,000円から1万円程度です。オンコールを担当できるのなら、オンコール手当と緊急訪問手当の金額も確認して職場を選びましょう。>>>併せて見ておきたい!訪問看護に向いてる人はどんな人?などの疑問は\訪問看護のオンコール業務って?/をチェック★