訪問看護のオンコールについて解説

看護師の職場の中には、夜間の勤務が全くない職場があります。医師が個人で開業した診療所だと、診察時間が決まっているため必然的に看護師の勤務時間も決まってしまうのです。一方多くの訪問看護ステーションは、利用者の症状の急変など突然の事態に備えて24時間体制で運営しています。そのため訪問看護師は夜間などの緊急時に備えて、呼び出し用の専用の携帯電話を持ち歩いているのです。

このように訪問看護ステーションの訪問看護師が突然の連絡に備えて勤務することを「オンコール」と呼び、オンコール勤務をする看護師のことを「オンコール担当」「電話当番」などと呼ぶこともあります。夜間や休日にオンコール対応を行う場合、訪問看護師は自宅で待機するのがほとんどです。オンコールを担当する訪問看護師は、多くの場合2名体制で勤務しています。所属している看護師の間で当番制で交互に担当し、月に4~8回オンコールを担当する場合が多いです。

オンコールを担当する訪問看護師には手当が用意され、1回あたり1,000円から3,000円程度が相場です。2名体制で勤務するためメイン担当者とサブ担当者が存在し、基本的にはメイン担当者がオンコールに対応します。オンコールが多い時やメイン担当者が席を外している時にオンコールに対応するのが、サブ担当者です。どうしてもメイン担当者の方が仕事量が多くなってしまうため、サブ担当者のオンコール手当がメイン担当者よりも安くなってしまう場合もあります。